横浜日記

Zoffで自分史上、最低価格のメガネを新調できた件

Zoffの格安メガネ

どうも最近はメンタルが弱っているのか、ウクライナ問題が気になって、身動きを取れずにいた。しかし在日ウクライナ大使館に寄付させて頂いたら、急にブログ日記を書けるようになった。

人間… というか、少なくとも僕は、周囲の物事に翻弄されやすいようだ。やれやれ。

ところで身動きできないと言ったものの、実際のところは身動きしない訳にはいかず、自転車を駆って数キロメートル離れたところにある、Zoff眼鏡店を訪問していた。
もちろん今の僕が、眼鏡店でやることは決まっている。
「新しい花粉症メガネの製作」だ。

いやいや実のところ、最初はZoffさんのお世話になるつもりはなかった。
しかし冒頭画像のような、ウェリントンの典型的ともいえる花粉症向けZoff眼鏡フレームを、たまたま譲って頂ける機会があった。
最初は鼻パッドだけ利用させて貰う予定だったけれども、試着してみたら結構イケそうだ。
家族たちも口を揃えて、「悪くないんじゃない」と言ってくれた。
これは何よりの朗報だった。

実は僕、標準的な眼鏡フレームでは、若干サイズが大き過ぎるのだ。
レンズの中央よりも鼻側に瞳孔が寄り過ぎて、ちょっと見た目がカッコ悪くなってしまう。
残念ながらJINSでは標準サイズの眼鏡フレームしか販売していないので、「9-12歳ジュニア用」の花粉症メガネを使っている。
一方の眼鏡市場ではMサイズを販売しているものの、オーバルのフレームしか選択肢がない。
おまけに着脱式の花粉症向けフードを採用しているので、メガネを丸洗いするのが面倒なのだ。花粉症シーズンは、ちょっと油断すると、アッという間にレンズやフレームに花粉やホコリが付着してしまう。
したがって我が家では、花粉症シーズンになると、殆ど毎日メガネを丸洗いするのが、例年の「習わし」となっている。
いちいちフードの着脱なんか、やっていられないよー

そんな訳で、Zoffの眼鏡フレームを使えそうなのは朗報だった。
自分で鏡を見ても、なんだか妙にビシッと決まっている….. ような気がする。
友人Aに言わせると、「どこぞの怖いおじさんかと思いました。ヒゲか、ヒゲが怖いのか…..」とのことだが、むしろ家族の送り迎えには、迫力があった方が良いだろう。

それにジョジョの奇妙な冒険ではないけれども、Zoffはどこの眼鏡店よりも、僕のお財布にやさしい。

「仗助、人間は何かを破壊して生きていると言ってもいい生物だ。その中でお前の能力は、この世のどんなことよりもやさしい」

 
何しろ、球面レンズではあるものの、Zoff製フレームだったら、レンズ交換は3,300円(10%税込み価格)なのだ。おまけに、これがスゴイのだけれども、何とアシストレンズであっても3,300円なのだ。
アシストレンズとは、スマホや読書向けに、手元部分が近くを見やすいようになっている特殊レンズだ。
ムズカシクいうと、累進レンズと呼ばれるタイプのレンズであり、高齢者向けの遠近両用レンズと原理的に同じだ。

もしウソだと思ったら、Zoffオンラインショップをチェックしてみてほしい。本当に、度付きアシストレンズが3,300円と表示されるのだ。

なんて素晴らしい!
まさか本当に、こんな時代がやって来るとは。
フレームを手に入れた後で、このアシストレンズのことを知った僕は、思わず近所のZoff眼鏡店まで、全速力で自転車を疾走させたことは言うまでもない。
最初は徒歩圏のJINSと眼鏡市場だけに限定しておこうと思っていたけれども、予算という問題は全てに優先するのだ。

だって、ねえ…
メガネというのは、定期的にレンズを作り直すことが必要になるアイテムだ。
僕の持つ「菅田将暉君とお揃いメガネ」だって、気付いたら左眼では、ちゃんと遠くを見ることが出来なくなっていた。
ピントが合わないだけでなく、妙な軋み感もある。なんか乱視の問題も起こっている気が、何となく… しないでもない。
人間は、常に変化する生物なのだ。

まあ、そんな訳でZoff眼鏡店を張り切って訪問したけれども、日曜日の夜7時を過ぎていたにも関わらず、予想外に店舗はお客さんで賑わっていた。
この新型コロナ禍でも… というか、新型コロナ禍だからこそ、賑わっているのだろうか。
(僕にしても在宅勤務でパソコンを使い続けているから、近視がひどくなってしまった)

ご飯の湯気で曇らないレンズ

とりあえず晩御飯もバッチリとカレーで済ませた後だし、順番待ちをしてレンズ製作をお願いすることにした。
もちろん受付の時に、おそるおそる尋ねてみたことは言うまでもない。
「はい、このフレームなら、アシストレンズでしたら3,300円ですねー」
やれやれ、ほっと一安心だぜ。

しかし訪問したZoffショップ、驚いたのは、日曜日の夜なのに混雑していることだけじゃなかった。
こう言っては何だけれども、客層が今までの眼鏡店と違うのだ。
たとえば僕の前に検眼することなったのは、歩くのも難儀そうなおじいちゃんだった。
中学生くらいに見える、お孫さんが同伴していた。

何やらZoffスタッフのお姉さんが頑張っているけれども、全く見えないらしい。
「緑と赤の二重丸の、どちらがハッキリ見えますか?」という問いかけで検眼が始まったけれども、いつしか「これで丸は見えますか?」となっていた。
おじいちゃん、どうやら視力が悪いだけじゃないらしい。
Zoffのお姉さんが10分くらい頑張って、「大変に申し訳ありません。当店では検眼出来ませんでした。眼医者で診察を受けて処方箋を作って貰って下さい。お選び頂いたフレームは、保管しておきますので」という結末になってしまった。

大変にお気の毒だけれども、どうやら白内障なとか、なにか眼の病気を患っている可能性があるらしい。
しかし眼鏡店のスタッフは医師ではないから、Zoffのレンズでは対応できないとしか言えない。推測を明言してしまうと、医療行為になるからNGなのだ。

勝手に想像するに、おじいちゃんは人間ドックなど受けていないような気がする。
だから眼の検査などやっておらず、眼鏡店までやって来て、ようやく病気の可能性があるらしいと分かった訳だ。
よくよく考えてみると、そもそもお孫さんが同伴しているというのが、あんまり見かけない光景だ。
普通だったら、おじいちゃんの子供である大人が同伴するだろう。生活に苦労していて、だからこそロープライスなZoffへ来たのかもしれない…

なお最初から眼医者へ行けば効率は良いけれども、もちろん眼医者では診察代がかかる。
処方箋を書いて貰うために視力検査するのだって、無料じゃないのだ。
ちなみに小学生は処方箋が必須なので、我が家のお嬢さんも、昔は大変だった。メガネ一つ仕上がるまで、眼科と眼鏡屋を五往復したこともある。
何度も処方箋を書き直して貰った。
なぜなら眼鏡屋は、処方箋があった場合は、そこで指定された設定のレンズしか作ってはならないのだ。

とりあえず僕の場合はもちろん、いつもの赤緑の二重丸チェック、点の集合チェック、縦横チェックなどを済ませて、大した手間もかからず近視や乱視の状態が分かった。
アシストレンズは特注なので10日くらい納期を必要とするものの、無事に注文することも出来た。
モチロン、予定通りの3,300円だ。

ただし僕の場合も、他人の心配をしている場合じゃないらい。
実は現在使っているJINS花粉症メガネも、パソコンの液晶ディスプレイを長時間見るのに最適な度数に設定している。
つまりギリギリまで遠方視を犠牲にしているので、夜間の暗いところでは視界が良くない。

それに生来の不注意も手伝って、帰りがけに立ち寄ったコンビニから出発しようとしたところ、自動車タイヤ用の縁石に衝突してしまった。
もしかしたら、首尾よく自分史上、最低価格で花粉症メガネを製作することに成功したことに、少し浮かれていたのかもしれない。
しかしホント、歳は取りたくないものだ。

せめてもの救いは、特に自転車が壊れることも、そして僕がケガすることもなく、無事に帰宅できたことだろうか。
もちろん、家族に頼まれた「コンビニ・スイーツ」も無事だった。

もう良い歳なんだから、夜中に自転車に乗るのは止めた方が良いのかもしれない。日頃からおっちょこちょいだし、ゆっくりと走り出したおかげで、今回は何とか無事だったに過ぎない。
エラそうに、おじいちゃん一家のことを心配しているような身分ではないのだ。

ここは一つ、遠方視もバッチリである花粉症メガネを新調した方が良いのかもしれない。
そんな訳で、僕の「メガネ追求の旅」は、再び始まってしまったのだった。

つづく… (かもしれない)

P.S.
おじいさん、大したことがないと良いのだけれども…
(自分自身が他人を心配しているどころではないのは承知しているが… やっぱり心配だ)

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記事作成:小野谷静